『過労死防止学会誌』第5号(2024年度)発刊
『過労死防止学会誌』第5号(2025年度)を発刊しました。
第5号は、2024年9月に開催の第10回大会報告者による研究論文、および会員から投稿論考を掲載しております。また、これまでの当学会の大会記録、過労死防止法・大綱も掲載しております。
この学会誌は、1部1,000円(送料込)で頒布しております。ご希望の方は、事務局までご連絡願います。
(※在庫に限りがありますので、お早めにお願いいたします)
連絡先:事務局メールアドレス: jimukyoku@jskr.net
あるいは学会ホームページの「お問い合わせフォーム」へ https://www.jskr.net/ask/
以下、学会誌の内容です:
『過労死防止学会誌』第5号(2024年度)
目 次
「2024年問題」と長時間労働 ―過労死・過労自殺をどう防ぐか―
「はじめに〜学会誌第4号刊行によせて」 編集委員会 天笠 崇
第1部 特集
特集1 過労死防止学会活動のこれまでとこれから
川人 博 過労死研究のこれまでとこれから-原点に立ち戻って-
天笠 崇 産業医学・公衆衛生学からみた過労死研究のこれまでとこれから
工藤 祥子 啓発授業10年間の取組みとこれから ―神奈川県での取組を通して―
寺西 笑子 “過労死を考える家族の会”と学会活動との関りについて
脇田 滋 日本を「反面教師」に過労死予防を目指す韓国の動向
髙田 好章 『過労死防止学会誌』の「これまで」と「これから」
粥川 裕平 過労死防止学会10回大会特別企画を契機に過労死防止学会の
今後を展望する若干の考案
長井 偉訓 第10回大会「特別企画」に関する座長「覚え書き」
特集2 物流の「2024年問題」と働き方改革の課題〜過労死等防止の視点から
松元 俊 トラックドライバーの不規則勤務の健康影響と対策の方向性
中西翔太郎 トラック運転手の過労死をなくすには 労働実態と原因の分析を踏まえて
矢野 裕児 “物流の2024年問題”をどう捉えるか? トラック運送業の現状と課題
川村 雅則 共通論題 「物流の『2024年問題』と働き方改革の課題
〜過労死等防止の視点から」に参加して
渡部 あさみ 「物流の『2024年問題』と働き方改革の課題
〜過労死等防止の視点から」へのコメント
第2部 研究論文・その他
田中與念子 医師の働き方改革とポスト地域医療構想
土谷 良樹 医師の働き方改革 2024年問題
喜多 裕明 社会保険労務士がとりくむ過労死防止運動
~過労死防止法制定後、10年連続で講演会を開催~
酒井三枝子 A社 T さんの労災認定棄却の問題点、声を上げはじめた日本の客室乗務員
奥平 隆・伊藤 政德 コロナ禍以降における航空労働者の労働実態の変化と課題
~グランドハンドリング労働者と航空整備士のストレスに関する調査と考察~
生井 良江 客室乗務員の保安任務遂行に求められる疲労リスク管理
~2024年1月2日羽田事故の教訓から~
寺内 宏伸 過労死防止と労働人権法
粥川 裕平 平均的労働者論の誤謬
市村 昌利 建設産業における労災等の実態と長時間労働の解消に向けて
森崎 めぐみ・匿名・浅田 智穂・村上 陽子・黒田 兼一・清山 玲・石井 まこと・酒井 三枝子・高橋 幸美
芸術・芸能分野の過重労働やハラスメントの実態と課題解決の方向性
桑原 義毅 江戸時代の労働時間:旗本・御家人と商家の奉公人
長井 偉訓・清山 玲・工藤 祥子・福田 浩治
2023年「過労死等防止対策推進シンポジウム」(愛媛会場)の実践事例報告
第3部 資料
過労死防止学会 第9回大会プログラム
過労死防止学会 第1~8回大会 プログラム概要
過労死等防止対策推進法(平成26年法律第100号)
過労死等の防止のための対策に関する大綱(平成30年) 概要抜粋
過労死等の防止のための対策に関する大綱(令和3年) 追加項目・変更ポイント抜粋
過労死防止学会 会則・会計細則・編集委員会規程
*編集:過労死防止学会誌 編集委員会
*発行日:2024年3月10日
*B5判 124ページ