過労死防止学会

Japan Society for Karoshi Research

過労死防止学会第3回大会プログラム

過労死防止学会第3回大会プログラム

2017年5月20(土)~21日(日)専修大学神田キャンパス 1号館

受付は3階の301教室と302教室のあいだのホールで行います。 

教室番号は当初の案内から変更しています。報告タイトルにも一部変更があります。

第1日 5月20日(土)
午後13:00~17:00 特別シンポ「若者に広がる過労自殺の要因と対策」 3F 302教室

司会:黒田兼一(明治大学教授)、粥川裕平(かゆかわクリニック院長)

報告者と演題
川人 博(弁護士)
「若者の過労自死事案の特徴と予防の課題」
広瀬俊雄(産業医)
「医師・医学生対象の「過労死・過重労働」研修会を通じての予防活動について」
澤路毅彦(朝日新聞編集委員)
「電通事件と若者の労働環境をめぐって」

予定討論者
久保直純(松山市新入職員過労自殺事件家族)
今野晴貴(POSSE代表、『ブラック企業』著者)
中沢 誠(東京新聞記者、『過労社会』著者)

午後17:10~18:00 会員総会  3F  302教室

午後18:30~20:00 懇親会   15F  ホール

5月21日(日)午前中 9:30~12:00 分科会
第1分科会 道路貨物・旅客運送業の過重労働と過労死・過労自殺  2F  201教室

司会:森岡孝二(関西大学名誉教授)

川村雅則(北海学園大学教授)
「バス運転者の働き方と、研究上の課題」
松丸 正(弁護士)
「過労死事案からみた道路貨物運動業の過重労働」
色部 祐(いの健東京センター)
「タクシー会社の運行管理者の脳血管疾患についての検討」

第2分科会 医療・介護・福祉分野の労働実態と過労死・過労自殺  2F  202教室

司会:中原のり子(過労死家族の会)

佐藤誠一(北海道いの健センター)
「新卒看護師の過労自死事件から看護師の勤務改善を考える」
杉山・安部・松田・大利(都庁職病院支部)
「新人看護師の超勤実態と過労」(前回報告の第2報)
池田一慶(介護・保育ユニオン職員)
「ケアワーカーの過重労働について〜介護保育ユニオンの現場から」

第3分科会 情報通信産業の長時間労働と過労死・過労自殺 2F  204教室

司会:伍賀一道(金沢大学名誉教授)

西垣迪世会員・木谷晋輔会員(過労死家族の会)
「富士通SSLシステムエンジニア過労死事件」
北野眞一氏(情報労連政策局長)
「IT業界における長時間労働とその対策」
北 健一氏(ジャーナリスト、『電通事件』著者)
「電通事件から見た広告産業」

第4分科会 教員と公務員の公務災害  2F  205教室

司会:成瀬龍夫(滋賀大学名誉教授)

工藤祥子(東京家族の会)
「公務災害制度に係る諸問題及び教師の働き方の現状と問題点」
尾崎正典会員(静岡家族の会)
「教育現場における教諭の過労死防止の安全対策について」

木村和子(静岡、被災者家族) 尾崎報告への追加1
田村和男(大阪家族の会) 尾崎報告への追加2

ガン・ミンジョン、韓国勤労福祉研究所) *ガンさんが日本語で報告
オ・ビンナラ(法律事務所人情 代表弁護士)
「韓国の公務員の過労死・過労自殺問題について」

第5分科会 長時間労働と職場の労働時間管理 2F  206教室 

司会:山縣宏寿(諏訪東京理科大学専任講師)

小森田龍生(専修大学講師)
「労働者の抑うつ感情の規定要因に関する検討」
渡部あさみ(青森大学専任講師)
「日本の労使は労働時間をいかに扱ってきたのか」
高田好章(基礎経済科学研究所所員)
「派遣労働者の過重労働と労働時間についての一考察」

5月21日(日)午後 13:00~16:30  3F 302教室
共通論題 「第1回『過労死白書』と調査研究から見えてくるもの」

司会:岩城 穣(弁護士)、寺西笑子(過労死家族の会)

報告者
佐藤 靖夫(厚生労働省労働基準局総務課 過労死等防止対策企画官)
「平成28年版 過労死等防止対策白書の概要」
水野谷武志(北海学園大学教員、経済統計学)
「第1回過労死白書の総合的評価と批判」
長井偉訓(愛媛大学教員)
「過労死問題の研究動向と比較分析のための試論〜中国の現状と学会動向にふれて」

予定討論者
中野淑子(過労等防止対策協議会前委員、公務災害担当)
松浦 章(兵庫県立大学客員研究員、元損保労働者)

プログラムのPDF